JPRCのウエアープリントを紹介します。
日本公的機関救助潜水士養成センターではポリエステル生地専用のプリント方式の昇華プリントを行っています。この昇華プリントは主にスポーツウエアーやお店の宣伝広告に多く使われいる旗類のプリントがこれにあたります。
昇華プリントはポリエステル100パーセントの生地で白色のみにプリントできます。
昇華プリントの仕組みは
生地の染色方法の一つで、その特徴は、ポリエステル繊維を直接転写で染めるため、シルクプリントと違い、生地の上にインクが乗った感じがありません。 生地にそのまま染まる感じの風合いでグラデーションなども綺麗に染色が可能です。
専用の”昇華インク”で専用の転写紙とポリエステル生地を重ね高音(約200度)で60秒ほど圧着します。
昇華インクが”気化”するとポリエステルの分子が広がりこの隙間に昇華インクが浸透定着するため生地に染めることができるのです。
布生地以外でも”コーティング”なされた物なら昇華プリントは可能です”その代表的な物がマグカップといえます。
昇華プリントにできないこと
ポリエステル生地のみで白色しかできないことです。（厳密には、淡色系にもプリントはできますが色が霞んでしまったり圧着によりポリエステル生地が潰れ圧着の跡が残ります。）
厳密には綿や麻などの生地にもできないことはないが濃度が落ちプリントとしては不向きといえます。また洗濯堅牢にも乏しくやっぱり不向きといえます。
・ポリエステル生地の肌触りが不快な人は不向きなプリントです。
・ポリエステル生地の白色のみというのも弱いですね。
・プリント方法としては通気性も良く最高だと思いますよ。
・スポーツウエアーのほとんどがポリエステル生地ですからね。
＊昇華プリントの仕組み
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